あの「蔦屋書店」が参考にした、台湾の大人気店「誠品」が日本初出店へ! 果たしてどういう店舗になる?

「日本橋出店」は三井側のラブコールによるものだった!

 2012年に香港、2015年に中国に初出店を果たすなど、順調に台湾外への展開も進めていた誠品書店。同社は以前より日本市場への進出を目指しているとしていたが、日本への具体的な出店計画が明らかになったのは初めてのことだ。  日本1号店となるのは、日本橋三越本店の近くで2019年秋の完成をめざして建設中の複合高層ビル「コレド室町テラス」(日本橋室町三井タワー)内に出店する「誠品生活日本橋」。  コレド室町テラスは三井不動産が建設する大型複合ビルで、地上26階、地下3階建て。地下でJR新日本橋駅、東京メトロ三越前駅と直結される。
コレド室町テラス

建設中の「コレド室町テラス」(日本橋室町三井タワー)

 建物の高層階はオフィスで、商業施設は地下1階から地上2階まで。商業施設全体の売場面積は約6,000㎡で30店舗ほどが出店する予定だが、誠品生活以外のテナントは10月現在未発表だ。  誠品生活日本橋が出店するのは商業エリアの2階全床で、売場面積は約2,817㎡。三井不動産の石神取締役は誠品を「台湾の宝」だと評しており、今回の出店は三井不動産の熱いラブコールにより実現したものだという。
誠品生活日本橋イメージ

「誠品生活日本橋」はコレド室町テラス2階に出店(ニュースリリースより)

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果たしてその品揃えは??
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