愛人関係と「パパ活」は何が違うのか? 愛人視点で解説する<現役愛人が説く経済学50>

同じくおっさんに体を売る商売でも、パパ活と愛人は根本的に違うのだそうな

 こんにちは、東條才子です。昼はOL、夜は愛人として、複数のお金持ちを対象に愛人ビジネスを展開しております。前回は「勘違い恋愛おじさんを秒速で鎮静化させるには、ファンサービスと同じ戦略を取る」と題しまして、アイドルに課金した割に思ったような満足感が得られないと憤るおじさんたちを黙らせる方法をご説明いたしました。  さて読者の皆さまは、「愛人」と最近流行りの「パパ活」の違いがよく分からないかもしれません。「パパ活をやっている女の子って、男性から見れば愛人じゃないの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。  私はこの疑問に対して、はっきりした答えを持っております。それは、「パパ活は不特定多数を相手にして短期的、愛人関係は少人数を相手にして長期的」であるということです。  まず、パパ活女子の利用ツールは「シュガーダディ」や「ペイターズ」といったパパ活アプリです。交際クラブに登録している女性も多々おられますが、メインの市場はアプリのようですね。交際クラブとは異なり、アプリの利用には面接、修正なしの顔写真を晒すリスクがありませんから、ハードルが低いのでしょう。  彼女たちは不特定多数の男性と出会い、「お食事だけ」もしくは「お食事+セックス」で、1回あたり数万円の金銭をゲットします。パパ活には独自の用語があり、パパからの小遣いは「お手当て」、パパのことは「p」と呼ぶようです。  「お食事p」「お買い物p」など、用途に分けて男性を使い分けている方もおられます。食事したのに小遣いが少なかった、「ガチ恋」になって気持ち悪かった、レイプまがいの行為をされたなど、危険な場合は「地雷p」。新しく会う男性は「新規」と呼ばれ、これが定期的に会う男性となると「定期」に昇格します。  体の関係を求められたくないので、1~2回で「切る=ブロックする」女性も多いようです。女子大生の多くは、40代~50代のおじさんと長く交際して深い関係になり、セックスまでさせられるなんてまっぴらごめんだと思っておられます。その感覚はごくありふれたものです。
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嫌ならブロックできるパパ活に対し、愛人はより属人的な関係性を築く
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