国民民主党代表選直前。玉木雄一郎現代表がSNS発言で非難轟々。こんなんで国民民主党は平気なのか?
2018.08.28
                    津村啓介さんも突っ込みどころが
 津村啓介さんは今回、「尊厳死の合法化」を掲げています。これまでタブーとされていた部分に切り込み、日本でも尊厳死を合法化しようというのです。尊厳死については正解がなく、どれだけ議論をしても簡単に結論を出せる問題ではありません。議論によってさまざまな理解が深まることには期待ができますが、変えなければならない部分は他にもたくさんあるのに、よりによって尊厳死を最重要項目の一つに掲げるというのは、これまた政治家としてのセンスが問われる部分です。
 また、女性天皇を認めるべきだという発言もしており、こちらもまた簡単に結論の出せる問題ではありません。また、津村啓介さんは北朝鮮の脅威はなくなっていないと考えており、イージス・アショアの配備は進めるべきだとしているほか、さらなるミサイル防衛の強化を進めるべきだとしています。さらに、中国主導の「AIIB(アジアインフラ投資銀行)」にも加盟するべきだとしていて、食料や日用品などの消費税をカットし、暮らしやすくする「消費税軽減税率」の導入にも反対であるとの立場を示しています。理由は「社会を混乱させるから」だそうです。ちなみに、ここまで言っていることは自民党内部で議論されていることとあまり変わらず、国民民主党としてのカラーを出しているとは言えません。
 津村啓介さんは西日本豪雨災害があった岡山県選出の国会議員なのですが、あの時、ろくすっぽ役に立っていなかったことを考えると、玉木雄一郎さんも微妙だけど、津村啓介さんも微妙なところで、どちらも代表にふさわしいとは言い難いです。国民からまったく支持されていない国民民主党は、このままだとますます支持されなくなってしまうかもしれません。
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