猛暑や豪雨、異常気象で株価が上昇する「猛暑銘柄」10選

映像のインパクトで株価が上昇

【映像のインパクトで株価が上昇】チャートはオークネットの株価。豪雨による河川の氾濫で車が流される様子は、テレビよりも先にツイッターで映像が流れていた。「誰もが上がると思う銘柄を先んじて押さえることが大切です」(藤本氏)

猛暑のあとは花粉症。気象庁HPを活用せよ

 猛暑や台風の関連銘柄に加え、この異常な暑さは冬を越えて春に大きな影響を及ぼすという。藤本氏はこう語る。 「花粉関連銘柄は今から仕込めば、来春には上がる可能性が高いです。夏に気温が高いと杉がよく育つので、1~3月頃の春先に花粉の飛散量が増加するんです。となると、マスクを製造しているダイワボウホールディングス(東1・3107)の値動きに注目したいところです」  眼前だけでなく、長期的な視野で異常気象を予測する上では、気象庁のサイトが役に立つ。 「毎月25日の14時に、3か月先の長期予報が気象庁のホームページ上で発表されます。その前に、暖冬だったらこれ、厳冬だったらこれという具合に、買う銘柄を事前に決めておいて、発表と同時に注文するのです。長期予報がニュースになるまでには半日ほどかかるので、先んじて投資することが可能です」(同)  投資はいつでも先んじて行動することが成功の分かれ目になる。防災グッズとともに、株も仕込んでおくべき! 《災害関連銘柄》 ※株価等は取材時点のもの ★猛暑 三機サービス 東証1部[6044] 株価:2375円 PBR:5.65倍 PER:23.7倍  オフィスや飲食店等で使われる空調機器のメンテナンスや、各種施設の保守点検を行う。4期連続で売上高、営業利益、当期純利益が過去最高に 因幡電機産業 東証1部[9934] 株価:4550円 PBR:1.07倍 PER:13.6倍  電線や配線器具などを扱う電気設備資材の専門商社。メーカー機能も有し、ダクトなどの空調部材などの自社製品売上比率は約20%を占める ケーズホールディングス 東証1部[8282] 株価:1278円 PBR:1.69倍 PER:13.7倍  茨城県水戸市に本社を置き、家電量販店「ケーズデンキ」を北関東を中心に運営。高単価のエアコンや洗濯機などの白モノが堅調で粗利改善 四国化成工業 東証1部[4099] 株価:1598円 PBR:1.38倍 PER:17.9倍  無機化製品、有機化製品、ファインケミカルなどを扱う。プール用殺菌・消毒剤「ネオクロール」などを販売し、風呂やプールの衛生管理に貢献
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