まだまだ続く炎暑の日々、乗り切るために使える涼感ガジェット厳選3品

首から体感温度を下げるネッククーラー

ネック冷却クーラー&温めウォーマー

サンコー株式会社 ネック冷却クーラー&温めウォーマー 6,980円(税込)
https://www.thanko.jp/shopdetail/000000003094/

 続いては、火照った身体をダイレクトに冷やすガジェット。サンコーの「ネック冷却クーラー&温めウォーマー」は首の血管を冷やすことで汗を抑える効果を狙ったアイテムだ。ヘッドホンのように首かけできる本体は、左右に入ったプレートが首筋にフィット。スイッチを入れるとプレートが冷えていき、10℃前後まで下がると、その冷たさをキープしてくれる。USB給電タイプで、PCやスマホの充電器から電源をとれるほか、移動時などはモバイルバッテリーからも給電可能。少しでも早く冷ましたいときにはスイッチを2回押すとターボモードに切り替わり、冷却スピードがアップする。 2-2 こちらも実機を使って冷却効果を確認してみた。装着前の首筋の表面温度は33.8℃だったが、10分後には21.7℃と身体が冷やされていることを確認。そのまましばらく装着し続けていると、体感としても冷んやりとした涼しさを感じることができた。ただし、温度調節機能はないので、十分に冷えたと感じたら、こまめに電源をオフにするような使い方がいいだろう。 2-3 使用感としては、意外と可動域が広く、首の太めな男性から細めの女性まで、問題なくフィットしそう。装着感も思いのほか気にならず、コリを感じるような重量感はない。プレート表面には専用のカバーをはめるので、肌当たりは柔らかな印象だ。ささやかではあるが冷却ファンの音が耳元で聞こえるのが気になる人もいるかもしれないが、その辺は慣れでカバーを。なお髪の長い女性などは、万が一にもファンに毛先が巻き込まれることがないよう、後ろで束ねて使うなどしたほうがいいかもしれない。 2-4 ちなみに本製品は、スイッチをウォーマーモードに切り替えることで、冬場はネックウォーマーとしても使用可能。35℃〜40℃程度までプレートが温まり、暖をとることができる。夏でも冬でも使えるところが便利だ。
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ミニ扇風機の風速を徹底比較
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