コスタリカ大統領選の「子ども投票」が盛り上がるワケ

子どもが決める未来

 ゴジョが主催した子ども投票では、全国で1万3000人の子どもたちが投票し、本選で1位だったファブリシオ・アルバラード候補がやはり1位を獲得した。本選で2位につけたものの、子ども投票では4位にとどまったカルロス・アルバラード候補の巻き返しがあるのか。決選投票でも子ども投票が行われ、両候補は熾烈な競争を続けている。  民主主義の強化と商売の両立。きれい事だけではなく、お祭り騒ぎを盛り上げ、実利もしっかり取る。当選の行方も、この国の未来も、子どもたちが握っている。これが“コスタリカ流・民主主義のつくりかた”なのだ。 <まとめ/足立力也> コスタリカ研究者。著書に『丸腰国家~軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略~』(扶桑社新書)など。コスタリカツアー(年1~2回)では企画から通訳、ガイドも務める。
コスタリカ研究者、平和学・紛争解決学研究者。著書に『丸腰国家~軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略~』(扶桑社新書)など。コスタリカツアー(年1~2回)では企画から通訳、ガイドも務める。
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