キンコン西野さんが暴露で話題の「元アンチ」って普通に「ストーカー」では?<北条かや>

北条かやの「炎上したくないのは、やまやまですが」【その16】

キングコング西野さんのブログ

(画像:キングコング西野さんのブログより)

 こんにちは。今月の美容医療への出費が15万円を超えてしまい、カード明細を眺めつつ、じっと手を見る北条です。  そうまでして「美人になりたい」とあがく自分にはアンチもいると思いますが、アンチとの向き合い方というのは様々でして、最近ではキングコングの西野さんの例が好印象を集めています。  西野さんは3月7日、「アンチとの対話」と題したブログを更新。彼は先日、渋谷でお客さんとの交流会を開催し、「元アンチ」の男性から話を聴いたそうです。  西野さんの「どういった活動をされていたのですか?」という問いかけに対し、「掲示板に集まったアンチの人達に声をかけて、皆でAmazonのレビューの☆を1にして、ボロカスに書いていました」と答える男性。素直です。  それに対し、「レビューを悪く書いても、『そんなことはない!』という反発するファンの結束を強めてしまうだけでは」「結果的に僕の仕事は増えているじゃないですか」とバッサバッサ、優しく切り返す西野さんに、「そうなんです」と、静かに(?)答える元アンチ男性。  彼は、アンチ感情が西野さんの活躍の「栄養にされている」と気づいたときから、「一番の邪魔は『無視』することだ」と告白し、西野さんに利用されないよう無視を決め込もうとしたそうです。  ところが、今度は自分が発信しないので「アンチ友達」ができず、次第に「天涯孤独」な気持ちになってしまった。ツラい、どうしたらいいか分からない。こうした経緯を西野さんに訴えるために、交流会へ赴いたそうなんです。  哲学者のミシェル・フーコーが中世ヨーロッパの教会を例に論じてみせたように、人は自らの欲望を告白することで己を見つめ直します。そうやって、司=権力者に自己の弱い部分をさらけ出すことが「救済」や「主体の確立」につながったのですが、この関係は結局、権力者と従属者の関係を固定化することになってしまいます。  西野さんとアンチの関係は、これとよく似ている。アンチとの向き合い方~司祭編~という感じでしょうか。いなし方としては上級レベルです。最終的に、西野さんが「あなた結局、僕のファンですよね」というような台詞でシメたときは、彼が神に見えてしまったほどです。
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次々と「アンチへの向き合い方」を公表する著名人
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