大麻解禁が広がるアメリカの大麻関連ETFってどんなもの?

ソフトジェルなどさまざまな大麻製品を作るキャノピー・グロース

 キャノピー・グロースは、子会社を通じ、カナダで医療用大麻を製造販売している。同社は、乾燥、油、およびソフトジェルの大麻製品を提供しており、オンラインで製品を販売している。同社は、以前はTweed Marijuana Inc.として知られており、2015年9月にCanopy Growth Corporationに社名を変更した。本社は、カナダ・オンタリオ州のスミスフォールズ。  キャノピー・グロースのコア・アセットは医療用大麻の“Tweed”、“Spectrum Cannabis”、“Bedrocan”である。  キャノピー・グロースの株価は、1年前の3倍以上、2年前の10倍となっている。  1月初旬には米政府が大麻合法化拡大政策を撤回するとの噂や、資産管理会社であるBancorpが法的懸念があるため、ファンドの撤退を含む見直しを検討しているというニュースが報じられたり(参照:Bloomberg)と不安定な要素はあるものの、今後、大麻合法化の動き、大麻産業に関連する企業で構成されたETFや構成銘柄の企業動向や株価動向に注目していくのも面白いかもしれない。 <文/丹羽唯一朗>
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