利回り30%!――100万円で始められる地方物件の選び方

「国立大学は、私立と違って移転や学部減のリスクが少なく、長期的に学生のニーズが見込めます。市役所と総合病院の近くは、もともとニーズがあるうえに、最近、増えつつある生活保護世帯に人気です。彼らのニーズは、家賃2万~3万円の格安物件。借金ゼロでの購入だと、ローン返済に追われることがないため、いざという時にも躊躇することなく家賃を安くでき、自然と価格競争力が高くなります」  例えば、100万円で購入した物件を家賃3万円で貸したら、年36万円の家賃収入。手残りが30万円だとしても利回り30%を期待できるというわけだ。 「今後、生活保護世帯がますます増えてくると予想できますので、彼ら向けの格安賃貸物件の需要は、ますます高くなるはず。また、100万円台の物件は購入しやすく、仮にうまくいかなかったときでも売りやすいので、リスクはかなり低い。軽自動車を買うくらいの気分で、気軽に挑戦できますよ」 《勝ち組投資家の教え》 生活保護世帯に人気がある市役所や総合病院近くの物件が狙い目!
広之内友輝氏

広之内友輝氏

【広之内友輝氏】 空き家再生人、地方×格安のボロボロ空室物件を得意とする不動産投資家。「サラリーマン1億円倶楽部」を主催。著作に『貯金100万円からの月収50万円生活』がある 取材・文/山本啓介 ― 持たざる者のための借金ゼロ不動産投資講座 ―
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