運用プランで決めるなら、この投資ロボットアドバイザーが有利
世界の金融の最先端とされる米ウォール街では、すでにAI(人工知能)がトレーダーやアナリストの職を奪い始めている。人間と違って機械は余計な感情や思い込みと無縁で、常に客観的で合理的な判断を下す。
そんなAIによる運用や分析が、急速に普及し始めているのだ。日本でも最先端のAIとまではいかなくても、高度なアルゴリズムを用いたポートフォリオ(運用資産の組み合わせ)の提案がすでに行われている。それがロボットアドバイザーだ。
今回は運用プランについて、大手ロボアドの傾向と対策を分析する。
一口にロボットアドバイザーと言っても、提案されるポートフォリオの中身はサービスごとにかなりの違いがあるようだ。まずは助言型から分析したい。
楽天証券の「ロボのぶくん」は取り扱っている2400本以上の投信から選び出した5本の組み合わせを提案。カブドットコム証券の「FUND ME」も取り扱う投信から抽出した数パターンのポートフォリオを提案している。ファイナンシャルリサーチの深野康彦氏の注目は松井証券だ。
「松井証券の投信工房は国内や先進国、新興国の株式および債券、国内外のリート(不動産投資信託)、コモディティ(商品市場)を運用対象とする投信を組み合わせたポートフォリオでなかなかの内容です」
231通りもの提案を用意しているサービスも!
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