ビットコインで儲ける――値動きがわかる簡単テクニックとは?

 極論、ビットコインは水平線を引くだけで勝てる、ということ。その場合、利益確定はどう考えればいいだろう。 「僕がよく見ているのは『ダイバージェンス』ですね」  RSIやMACDなど、買われすぎ感や売られすぎ感を端的に示すオシレータ系テクニカル分析を利用したシグナルがダイバージェンス。上昇中につくられた2つの高値を比べて「値動きは高値切り上げ・RSIは切り下げ」といったように価格とオシレータが逆行する現象だ。
上級者向け「ダイバージェンス」

【上級者向け「ダイバージェンス」】RSIやMACDなどのテクニカル指標の見方のひとつがダイバージェンス。反転シグナルだ。RSIとMACDの両方で“逆行現象”が起こると反転する可能性大。

「上昇中にダイバージェンスが出たら反転のシグナルなので買いポジションはいったん決済していいし、下落途中にダイバージェンスが出たら『そろそろ反転するかな』と考えて打診買いを入れていく。RSIだけでなくMACDでもダイバージェンスが重なったら、より強力なシグナルです。MACDのほうがダイバージェンスが出る頻度は少ないですから」

レバレッジ取引で資金効率を高める

 ビットコインからトレードを始めた人にとっては「オシレータ?」「ダイバージェンス???」と疑問符が並ぶだろうが、FXの経験がある人ならすぐに理解できるはず。 「さらにいえば、最近は仮想通貨のFXが便利になってきています。ビットコイン版のFXですね。レバレッジを効かせられるし、売りからもエントリーできる。ビットコインの高いボラティリティに対してさらにレバレッジをかけられるので、資金効率はバツグンに高い」
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