シェフが常駐し、本格的な料理を出すようになったウォーターホテルだが、その結果、客側にもある変化が現れてきたという。
「普通のラブホテルは男女一緒にチェックアウトされることが多いですが、うちは女性がギリギリまで残ることが多いんです。ひとりでランチを楽しんでから帰るんですよ。また、連泊する方も多いです」
高速道路近くにあるので、アクセスもいい
取材陣が訪れたのは平日の昼間だったが、駐車場は外車や高級車でいっぱい。さながらリゾートホテルのような雰囲気が印象的だった。
また、客室の玄関部分が広く造られているのも特徴のひとつ。運んだ料理をカートごと置けるので、利用者と顔を合わせることなく、プライバシーや雰囲気を守ることができるというサービスだ。
進化し続けるラブホテル。ここまでのビジネスモデルを真似するのは容易ではないが、高級レストランを超えるような店も出現しているのだ。
<取材・文/HBO編集部 撮影/本多誠 取材協力&料理写真:
ウォーターホテルS>