西鉄は、今後「旅人」「水都」を別の形式を用いて運行することを発表。このうち、「水都」に関しては、3000形を改造した新たな編成が7月22日にデビューする。車内には新たに柳川藩主立花家の伝来品の文化財レプリカの展示もおこなわれる予定で、22日の朝10時25分から西鉄福岡(天神)駅で新編成への引継ぎ式が開催される。
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「水都」は3000形に引き継がれる(西鉄プレスリリースより)
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車内で刀剣の拵が鑑賞できるのは日本初ではないだろうか(西鉄プレスリリースより)
また、西鉄では2018年度に旅人・水都に続く新たな観光列車の導入をおこなうことも発表している。
そのコンセプトは「LOCAL to TRAIN~街を繋いできたレールは人をつなぐ時代へ~」。これまでの西鉄電車とは全く異なったコンセプトの列車で「観光列車を通じた沿線地域の活性化・価値向上を目指す」としている。
これまでの観光列車「旅人」「水都」は先述したとおり一般列車と同じダイヤでの運行であり、西鉄がこうした「観光特化型」の編成を導入するのは初のこと。この新たな観光列車の車内では、沿線にちなんだ温かい料理を提供することも検討されているという。