純米酒であるとなお良し
まず、用意するのは日本酒である。種類は問わないが、芳原氏によると「純米酒であると成分が効きやすいのでなおよい」とのこと。
1.肩こり
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肩こりに効くツボは「肩井(けんせい)」。肩の上のちょうど真ん中の部分である。
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日本酒をつけた指を右側のツボに当て、強めに圧をかけながら前後に15秒間さする。両側を行う。
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四十肩や五十肩で腕が上がりにくい人は、脇から指3本ほど上にある、腕の丸い骨のあたりを押すと痛みがあるはず。ツボの名前はないが、効き目のある痛点。日本酒をつけた指をツボに当て、強めに圧をかけながら上下に15秒間さする。両側を行う。
2.ぎっくり腰・坐骨神経痛
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ぎっくり腰に対応するツボは「秩辺(ちっぺん)」。尾てい骨から左右に指4本分、外側にある。尻の盛り上がった箇所の中央あたりで、押すとズンと感じる箇所である。
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左右のツボに日本酒を適量つけ、両手のこぶしを当てて圧をかけながら、左右に15秒間さする。痛みが強い場合は軽い刺激に留めておくこと。
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ツボにこぶしが届きにくい場合は、あおむけの態勢でもよい。こぶしで体を支えるようなイメージで、体を15秒間左右に揺らす。
ツボや患部に日本酒を浸透させることによって、マッサージ効果がより高まるのである。現在、武術家やスポーツ選手にも広まっており、その効果は吉田沙保里(女子レスリング五輪3連覇)、棚橋弘至(新日本プロレス)など日本を代表するアスリートたちも絶賛するほど。
日本酒を使用するため仕事中は難しいが、終業後すぐに疲労回復できる手段として重宝するだろう。
参照:『
15秒おさえるだけで超・疲労回復!忍者マッサージ』(扶桑社)
<文・HBO取材班>