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沼津プロレスは富士スピードウェイでも開催!
静岡県の「沼津プロレス」も独特だ。神社や漁港だけでもじゅうぶんユニークだが、今年の1月にはF1世界選手権が開催されたこともある富士スピードウェイで大会を開催した。
ママチャリ7時間耐久レース『スーパーママチャリグランプリ』内のイベントプロレスで、パドックにリングを設置したのだ。
パドック内でのデッドヒート!
パドックで観客が声援を送る様は、まるで格闘ゲームの世界だ。
最先端技術がぶつかり合うサーキットで闘う者もいれば、歴史的な場所で闘う者もいる。
奈良県を拠点にする「なら万葉プロレス」は、初代天皇とされる神武天皇と皇后が祀られている橿原神宮(かしはらじんぐう)本殿からほど近い、森林遊苑にリングを設置する。
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森林にたたずむリング
埴輪モチーフの「ぐらん・ハニワ」など、覆面戦士が森の中で闘っているのを見ると、リングが神話世界の古戦場のように感じる。
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まさに"古豪"ぐらん・ハニワ
北海道の「北都プロレス」は、小樽市公会堂で大会を開催している。
明治44年に当時皇太子だった大正天皇が、北海道行啓時に宿泊所とするために建てられ、昭和35年に移築された「小樽市指定歴史的建造物」だ。
一見プロレス会場には見えないが、階段を降りた地下ホールにリングが組まれている。歴史的建造物の地下に「闘技場」があるのはまるで格闘マンガだ。
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小樽市公会堂で地下プロレス!
ここまで挙げてきた場所は、簡単に使用できない所ばかりだ。地域密着の活動を地道に続け、信頼を積み重ねてきたローカルプロレスだからこそ、一等地ともいえる場を使うことが許されている。
冒頭で述べたように、プロレスはリングさえ組めればどこでも試合ができる。もしもイベント開催を考えていて、リングが組めそうな場所があれば、地元のプロレス団体に問い合わせてみてほしい。
変わった場所での開催は、それだけで広告効果が絶大だ。ストリートから大自然、アイデア次第で「史上初!●●プロレス」の仕掛け人になれるかもしれない。
海中戦だって見られるかも!?
<文・たこ焼きマシン>
【たこ焼きマシン】
名古屋在住のローカルプロレス探求家。ローカルプロレスファンサイト
たこ焼きマシン.com、
スーパーたこ焼きマシン.comを運営。北海道から沖縄、台湾まで未知のプロレスを求め観戦に遠征する。ご当地プロレスラーガイドブック『ローカルプロレスラー図鑑』をクラウドファンディングで発行。
オンラインストア。元・小中学校教員、障害者職業能力開発校講師。夢は世界中すべてのご当地プロレスを観戦しての『ワールドローカルプロレスラー図鑑』制作。