・マネオ
成立総額:703億円
’08年にサービス開始したパイオニア企業で、業界2位。他のSL事業者にプラットフォームを提供しているため、取り扱うファンドも豊富
・クラウドバンク
成立総額:134億円
日本クラウド証券が運営。証券会社系列であるため、中小企業支援ファンドから上場企業のM&A資金を融資するファンドまでさまざまな商品が揃う
・LCレンディング
成立総額:79億円
不動産会社を傘下に持つJSDAQ上場のLCホールディングスが運営する不動産特化型SL。LCホールディングスのサブリース保証がつく点に特徴あり
・オーナーズブック
成立総額:16億円
国内不動産に特化。特定の物件に絞ってファンドを組成。不動産・金融のスペシャリストを揃えたロードスターキャピタルが運営
・ガイアファンディング
成立総額:34億円
日本以上に透明性、流動性が高いとされる米国の不動産市場に特化。不動産事業者に仕入れ資金を融資する利回り5~10%のファンドを運用
・ペルー小口債務者支援プロジェクト[クラウドクレジット]
期待利回り:11.4%
運用期間:約3年
為替ヘッジあり・なし
クラウドクレジットが創業時から手掛けるファンド。同社の現地法人がペルーの小口不良債権を額面の数%で購入し、その回収を現地の大手サービサーと提携して行う資金を融資。5月にはペルーの税制改正に伴い、期待利回りを上回るリターンが!?
・中小企業支援型ローンファンド[クラウドバンク]
目標利回り:6.5%
運用期間:約1年
担保・保証あり
日本経済を支える中小企業の運転資金等を融資するファンド。債権譲渡担保と融資先の経営者の第三者連帯保証をつけてリスクをヘッジ。現在募集中のものは、リース事業を手掛ける企業に融資するもの。収納代行会社をかませることでもリスクを縮小
・東京都○○区オフィス第△号ファンド[オーナーズブック]
予定利回り:4.5~10%
運用期間:6か月~1年
担保あり
オフィスビルやマンションを中心に2つの物件に投資するファンド。小口資金で都内優良物件の小口オーナーになるという点で、厳密にはクラウドファンディングに該当。優先して弁済を受けられる銀行のシニアローンをかませてファンドを組成
・オーダーメード型ローンファンド[SBIソーシャルンディング]
予定利回り:3.5~10%
運用期間:3~36か月
担保あり・なし
「オーダーメード型」として「不動産バイヤーズファンド」など、さまざまな商品がある。なかにはテレマティクスローンファンド(フィリピンのタクシードライバー支援)という特色ある商品も。ファイアフェレット氏は「大型の商品がオススメ」と話す
・テキサスローンファンド[ガイアファンディング]
予定利回り:9~10%
運用期間:8~16か月
担保あり
米国テキサスの不動産の仕入れ資金を現地不動産事業者に融資するファンド。取得不動産を担保に取るため低リスク。転売益を原資に返済が実施されるため、期限前返済となるケースも。その場合、利息の発生が返済日までとなるため利回りは流動的
※5月9日時点の情報を参照
【藤田雄一郎社長】
サイバーエージェントを経て独立。ソーシャルレンディング会社「クラウドバンク」の立ち上げに参画した後、専門比較サイト『
CROWDPORT』を立ち上げた
【ファイアフェレット氏】
株・FX・投信などで400万円の損失を出したことをきっかけに、ソーシャルレンディングでの運用を開始。現在2000万円の資産を、年7%以上の利回りで運用。「
ソーシャルレンディング赤裸々日記」
取材・文/ソーシャルレンディング取材班