仕事人間にはわからない!ニートになって気づいた、人生を本当に楽しく過ごす6の秘訣

4.0円スポットはかなり万能

 仕事を辞めると一番気がかりなのが金銭面。普段からコツコツ貯金をしているならまだしも、思ったより貯まっていないという人も多いのではないでしょうか。かくいう筆者も、会社を辞めた時はすずめの涙ほどの貯金残高でした。「早まったな……」なんて不安にも駆られましたが、そんな感情も0円スポットを満喫すれば無くなるはず。例えば筆者の場合は、赤羽(北区)にある「こども動物園」へ行きました。ここではヤギやヒツジ、小動物と無料で触れ合うことができます。他にも都庁の展望室など、探せば意外と多くのスポットが。そういった場所を見つける過程ですらいい気分転換になるので、一石二鳥になります。

5.ストレスによるドカ食いがなくなり痩せる

 これは一番うれしかったのですが、何もしなくてもダイエットできちゃいます!働いていると、「ストレス発散は食事!」「接待続きで毎日飲酒」なんて人も多いはず。お腹が空いていないにもかかわらず、デスクでお菓子をバクバク……。気づけば大学時代より10キロ以上太っていた、なんて話もよく耳にします。離職した今はそういった生活とも無縁に。規則正しい生活を送ることができ、その結果、無理な努力もなく体重は約3キロ減。太り気味だった身体も軽くなりました。

6.新たな職業にチャレンジできる

 ちょっとしたお小遣いを稼ぎたいとき、単発のバイトをやるのもいいでしょう。コンサートスタッフ、ティッシュ配り、スーパーで試食のデモンストレーションetc。世の中には思っている以上に多くの仕事があります。ちなみに筆者も前述のバイトのほか、作文コンクールの原稿の仕分け作業や住宅展示場の受付などを経験。いままでと違ったジャンルであればあるほど興味深く取り組むことができ、そこで培った経験が思わぬところで活かせる可能性だって生まれそうです。  勤労は国民の三大義務の一つであり、がむしゃらに働くというのは人生において非常に重要なことであるのは確かです。しかし、近年とくに問題視されている過労死や仕事を苦にした自殺など、最悪のところまで自分を追いつめる必要があるかは疑問を持つべきだと思います。  たとえ今は“逃げ”だとしても、これから先、もっと豊かな人生を歩むことができるかもしれません。だからどうしようもなく辛い時は、勇気を持ってちょっと休憩するのも一つの手ですよ。 <文/佐藤紫子>
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