「最近は、予防医療としてアンチエイジングや栄養学。美容医療としてのプチ整形などが女性を中心にニーズが高まっています」
医遊株式会社の劉麗娜代表
そう語るのは、中国からの医療ツーリズムをサポートしている医遊の劉麗娜代表だ。
「アンチエイジングの1つで、自己幹細胞で培養した化粧品を作ったり、注射や点滴を打つなども人気があります。培養期間は1週間ほどなので、1度帰国して、再来日して、化粧品を受け取ってもらいます。自分の細胞から培養したものなので相性がよく安心して使えます」(劉さん)
ちなみに合計2回の訪日と滞在も含め自己幹細胞で化粧品を作るツアーは約500万円。点滴を打つツアーは約100万円ほどと高額だ。
「また、中国でも腸内フローラ改善に注目が集まっており、善玉菌へ入れ替えることでニキビや便秘改善の効果があり施術費は20、30万円(航空券や滞在費、医療通訳費等を除く)ですが、希望者は増えています」(劉さん)
さらにがん検査の新しい技術として、早期発見とされる5mm以下の初期のがん細胞を見つけることがでる尿検査がある。手軽にかつ安く、効果的な検査として同社では、女性向けにゴルフ+尿検査の4泊5日ツアーなども提供しているという。