韓国JTBCの報道によれば、釜山の日本領事館前に新たに設置された「少女像」はゴミの「少女像」。2か月くらい前から、朴槿恵大統領の弾劾無効を訴えていた30代の男性が、今度は「少女像」の撤去を求めるビラを貼りながら、ゴミで模した「少女像」を設置した。汚れたベンチに壊れた扇風機を縛り付けた形が、「少女像」をイメージさせる。
市民団体らは、当局に対し「即時のゴミの撤去」を求めたが、区の担当者は「ゴミの少女像」の設置は「平和の少女像」設置のせいであるとしながら、「『少女像』も無断で道路を占有しており、我々はそれを『黙認』している状態である。『少女像』に関する条例もないなかで、『ゴミの少女像』だけを撤去するのは問題がある」とコメントしている。
韓国の外交部は、釜山の日本領事館前に設置された「慰安婦像」を移設するよう、釜山東区のほか、釜山広域市や議会に公文で求めているが市民団体からの反発は強い。
また1919年の「3.1独立運動記念日」(韓国の休日)には、京畿道・安養市のほか、韓国全土で「平和の少女像」が建立設置され、年内には100体ほどの「慰安婦像」が設置される見込みという。