photo by LHOON via flickr(CC BY-SA 2.0)
訪日外国人が増える中、「日本に来て驚いたこと」の代表格として扱われることが多いのが「日本のトイレ」である。
温水洗浄便座はもとより、異常に内装が豪華なトイレや公衆便所でも常に紙が常備され清潔に保たれていることはしばしば驚きの声とともに紹介される。
2020年の東京オリンピックを控えて、そんな「日本のトイレ」をさらに「進化」させるべく、行政やメーカーなどでもさまざまな施策を行っている。
2017年1月17日に、昨今の訪日外国人観光客の急増を受け、“だれでも安心して使えるトイレ環境”を目指し、トイレ操作パネルにおけるピクトグラムの標準化を図ることを決定し、主要8項目における標準ピクトグラムを策定したのは日本レストルーム工業会。
日本衛生設備機器工業会と温水洗浄便座工業会が合併して2015年4月に発足した同工業会だが、予てから訪日外国人から温水洗浄便座などの使い方が「わかりにくい」との声が出ていたことを受けて、この決定を出したという。(参照:
プレスリリース)
TOTOやLIXILなど水回りの住宅設備メーカー9社は、2017年以降の新製品から順次ピクトグラムの採用を行っていくとしている。
そのピクトグラムがこれ。
⇒【画像】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=130042
日本レストルーム工業会より
シンプルではあるが逆に微妙にわかりにくいような気もするが……。果たして効果はいかほどになるだろうか? 注目していきたいところだ。