スタバもとばっちり!? メキシコでの米国製品ボイコットが米チェーン店などにも波及

スタバ運営の現地企業も懸命にアピール

 メキシコのスターバックスは、現地企業アルセア(Alsea)が100%の出資で2002年から運営しており、現在まで国内に565店舗を展開している。更に、同社はアルゼンチンで105店舗、チリ93店舗、コロンビア11店舗も展開している。また、同社はスターバックス以外に、バーガーキング、ドミノスピッザなどの南米での展開をしており、44000人を雇用している企業となっている。展開企業のブランドが米国をルーツとするものを多く持っているということでボイコットの間接的な対象企業となっている。(参照:「Forbes」)  そこで、メキシコの消費者がスターバックスから遠ざかるのを阻止すべく、メキシコのスターバックスが使用するコーヒー豆はメキシコ産であることをアルセア社は強調している。更に、チアパス州ではコーヒー豆の生産業者を支援するセンターを創設し、オアチャカ州では200万ドル(2億3000万円)を投じて生産に良に環境条件づくりを>していることもメディアを通して広報している。(参照:「El Financiero」)  一方、スターバックスの苦境を利用しているのがメキシコ企業の<「シエリト・ケーリド・カフェー(Cielito Querido Café)」>である。同社は<2010年設立で現在まで60店舗を4つの都市で展開>している。(参照:「Forbes」)
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米スタバはメキシコ系移民への支持を表明
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