「iOS10.2.1」リリース!課題の「バッテリードレイン」問題はどうなった?

 Appleは日本時間の1月24日、最新版となる「iOS10.2.1」をリリース。昨年の12月に行なわれたiOS10.2のリリースから約1か月ぶりに行われたアップデートの内容をピックアップしてみよう。

セキュリティ性能と安定性の向上に一役

アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から行なうことができる

 昨年の12月に行われた10.2へのアップデートでは、新機能の搭載や「とにかくうるさいシャッター音が多少静かになった」というようなユーザーが実感できる変更点が多々あった。  それと比較すると、今回のアップデートは、バグ修正やセキュリティ対策が中心であるため、あくまでも安定性と安全性を高めるためのマイナーアップデートに留まっている。

主なアップデート内容

・ユーザーの手首から離れるとAppleWatchのロックが解除されることがある問題を修正 ・悪意を持って作成されたアーカイブを解凍すると任意のコードが実行される問題を修正 ・悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される問題を修正 ・悪意のあるWebサイトにアクセスするとポップアップが開いてしまう問題を修正 ・起動ロックされたデバイスを操作してホーム画面を一時的に表示できる問題を修正  など計13項目がある
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「バッテリー問題」の修正は明文化されず
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