ランサムウェア対策には無線LANルーターの設定強化を
では、このようなIoTへのランサムウェア対策はどうしたらいいのだろうか。それには、会社や家庭で使用している無線LANルーターの設定を見直すのが有効だ。
管理画面にはパスワードを設定する、暗号化方式をセキュリティレベルの低いWEPではなく、WPA2を使用する、ネットワークに接続できる機器を制限するMACアドレスフィルタリングを適用する、ステルス機能を使ってSSIDを隠すといった対策を講じれば、怪しいファイルがネットワーク内に侵入する確率は大幅に軽減する。
インターネットは、もはや第4のインフラといってもいい。だからこそ、セキュリティには万全を期しておく必要がある。便利なIoTだが、危険性も高い。スマート家電を導入する際には充分気をつけよう。
<文/三浦一紀 Twitter:
@KazMiu>
【三浦一紀】
ジャンル関係なくなんでも書きます系雑文ライター。どっちかというとインドア寄り。GIZMODO JAPANでも原稿書いてます。