トレンドマイクロの
ブログでは、日本国内でのランサムウェア検出数は初めて3万件を超えたとのこと。前年同期比で24倍以上となっている。
世界的に見ても、2016年7~9月だけでランサムウェアの攻撃総数は1億件を超えており、もはや「自分は大丈夫」とのんきに構えている場合ではなくなってきている。
最近では、スマートテレビを標的とした新種のランサムウェア「
FLocker」が登場。もともとはAndroid搭載のモバイル機器を標的としたものであったが、Androidをベースとしたスマートテレビへの感染が確認された。日本語表示にも対応しているということで、作者は日本のスマートテレビも標的にしているのがわかる(:
参照)
家電製品をインターネットにつなげる「IoT」化が進んでいるが、PCやスマートフォンに比べてセキュリティ関連の整備は遅れている状況。そこを狙われてしまっては、いくらPCやスマートフォンにウイルス対策ソフトを導入しても、被害を逃れることはできないだろう。