まるで映画『インセプション』?寝ているときの「夢」の内容を自由にコントロールする方法があった!

トレーニングによってさらに鮮明に

 もうひとつ、「MILD法」という上級者向けのトレーニング法も紹介しておきます。スタンフォード大学のスティーブン・バラージ博士が開発したテクニックで、過去の実験でも大きな成果をあげています(3)。  トレーニングの難易度は高いものの、そのぶんだけ効果は絶大。いったんマスターすれば、好きなときに好きなだけ夢を操れるようになれるでしょう。 「MILD法」は、以下のステップで構成されています。 ステップ1・夢日記 まずは夢の内容を思い出すためのトレーニングから。毎朝、目が覚めたらすぐに夢の内容をノートへ書き記していきましょう。 ここでのポイントは、睡眠時間を「90分の倍数」にしておくこと。一晩の睡眠時間を450分、540分、630分のように90分刻みで設定すると、夢を思い出しやすくなります。 ステップ2・アファメーション 床につく前に、「今夜は明晰夢を見るぞ!」と自分に言い聞かせるトレーニングです。できるだけ感情を込めて、2~10分ぐらいくり返してください。慣れないと恥ずかしい作業ですが、夢をコントロールするためには多少の犠牲はやむを得ません。
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ステップ3 寝る直前にすべきこと
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