ピカール店内のイメージ(プレスリリースより)
フランス発の人気スーパーが日本に初上陸する。
フランスのスーパーマーケットといえば、かつて日本でも展開していた「カルフール」が有名であるが、嗜好や販売方法の違いなどから日本に馴染めず経営に失敗、カルフールジャパンはイオングループ入りを経て現在は一般的なイオンの店舗となっている。
しかし、今回日本に初上陸するスーパー「Picard」(ピカール)はこれまで日本に存在しなかった新業態で、しかも上陸当初からイオングループの手により運営されるという。では、その「新業態」とは一体どんなものであろうか。
「ピカール」はフランスに本社を置くスーパーマーケットチェーンで、現在ヨーロッパ5ヶ国に約1000店舗を展開している。
このピカールが従来のスーパーマーケットと大きくことなるのは、販売される殆どの商品が「冷凍食品」だということだ。
「冷凍食品」と言っても、ピカールの冷凍食品は厳選された食材を用い、保存料を使っておらず、「安心」「安全」を一番のウリにしていることが特徴。ヨーロッパでは(国にもよるが)、缶詰や冷凍食品などは「安物」「ジャンクフード」や「保存食」というよりも、日本でいう「調理済みの総菜」のような感覚で扱われることが多いという。