「恥ずかしい映像を先生や友人にばらまくぞ」17歳北アイルランドの少年を自殺へ追い込んだ“セックストーション”の恐怖

そもそも、性的な画像や映像を第三者と交換すべきではない

 もし不運にも脅迫に遭ってしまったらどうすべきか。恥ずかしさよりも、信頼できる身内、そして警察に相談するのを最優先する必要があるでしょう。一人で悩まず、話して、その時の状況にあった最良の解決策を考える。しかし、やはりセックストーション被害を避けること、これが一番重要です。  私が今回書いたような事例を多くの人に知ってもらう。これもまた、注意喚起になりますが、そもそも性的な写真や動画などは第三者と交換するべきではないと常に覚えておく必要もあります。今後、セックストーション対策の議論がより活発化されるよう、期待しています。 <文・岡本泰輔> 【岡本泰輔】 マルチリンガル国際評論家、Lingo Style S.R.L.代表取締役、個人投資家。 米国南カリフォルニア大学(USC)経済/数学学部卒業。ドイツ語を短期間で習得後、ドイツ大手ソフトウェア会社であるDATEVに入社。副CEOのアシスタント業務などを通じ、毎日、トップ営業としての努力など、経営者としての働き方を学ぶ。その後、アーンスト&ヤングにてファイナンシャルデューデリジェンス、M&A、企業価値評価等の業務に従事。日系企業のドイツ企業買収に主に関わる。短期間でルーマニア語を習得し、独立。語学コーチング、ルーマニアビジネスコンサルティング、海外向けブランディング、財務、デジタルマーケティング、ITアドバイスなど多方面で活動中。
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