市場規模が2年で20億円増! オーダーメイド型イヤホン「カスタムIEM」高価なのに人気なワケ
2016.11.17
ここ数年、衰える気配を見せないポータブルオーディオ市場。10月に東京・中野サンプラザで行なわれた「秋のヘッドフォン祭 2016」が好評のうちに幕を閉じたばかりだが、今度は12月17日、18日に秋葉原で「2016 冬のポタフェス」が開催される。
通常のMP3音源よりも高音質が望めるハイレゾ対応のポータブルプレーヤーや、iPhone 7のステレオミニ端子廃止にともなって製品数が急増しているBluetoothヘッドホン&イヤホンなど、今後のポータブルオーディオの主流になりそうなガジェットがズラリと並ぶこれらのイベント。
その中にあって、毎回特に来客の高い注目を集めているのが「カスタムIEM」というジャンルである。
カスタムIEMは、カスタム・イン・イヤー・モニターの略。簡単に言えばオーダーメイドできるイヤホンのこと。インプレッションと呼ばれるシリコンの耳型を採取し、そこから自分の耳にジャストフィットする一品を仕上げてもらうというものだ。
たとえその呼び名に聞きなじみがなくても、ライヴやテレビでミュージシャンがよく耳に付けているアレ、と言えばイメージできる方も多いだろう。
耳型を採取してオーダーするイヤホン
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