ランチ難民とはおさらば! 急成長する「デリバリー型社員食堂」。さらなる展開も

 販売スタッフの派遣もある。 「たとえば、1日に70食以上お求めであれば、オフィスにテーブル1台分程度などの販売スペースをお借りして、弊社の販売スタッフ『シャショクルー』が対面販売いたします」(石尾氏)  この「対面販売プラン」なら、弁当の準備から販売、後片付けまで、シャショクルーがすべてこなしてくれるので、契約企業側は販売スペースを確保するだけで済む。 「一方の『定期配送プラン』の場合は、配達ドライバーが指定の時刻にオフィスへお弁当をお届けします。こちらのプランですと、1日あたり20食前後でも導入可能です」(石尾氏)  ただし「定期配送プラン」では導入障壁が低いぶん、販売員がつかないため、準備や後片付けなどをオフィス側で行なう点に注意が必要だ。こうした手間を省く意味でも、70食以上から導入できる「対面販売プラン」のニーズが高いという。対面の場合、販売員が現場の声や反応を汲み、次回以降のメニュー組みに反映できるメリットもある。
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「食」を通じて様々な事業を展開
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