不正利用、二重請求……。海外事例に学ぶ、日本版「Apple Pay」スタートで懸念されるトラブル

一部のカードで二重請求が発生

 Apple Payが開始された直後、アメリカの一部のユーザーで二重にチャージされる、いわゆる二重請求の報告があった。  二重請求が起こったのは「バンク・オブ・アメリカ」のデビットカード。これをApple Payに登録して利用した場合に、二重に請求されてしまうことが起きた。これはバンク・オブ・アメリカ側の問題。もちろん、バンク・オブ・アメリカは速やかに二重請求分の料金は返金。最終的には1000件ほどの二重請求があったということ。  こちらも、Apple Payの問題ではなく、バンク・オブ・アメリカ側の問題。現在ではこのようなことはないようだ(:参照)。

日本では今のところ大きなトラブルはなし

 Apple Payが始まった日本では、それほど大きなトラブルの報告はない。せいぜい、登録したSuicaが一部店舗で使えないといったくらいだ。  筆者もApple Payを利用してSuicaで電車に乗ったり買い物をしたりしているが、駅内の自動販売機で買い物ができない、一部のスーパーでSuicaが認識されないといったことくらいで、あまり大きなトラブルには見舞われていない。  登録が簡単で、気軽に使えるApple Pay。その上大きなトラブルもなし。今後はApple Payでキャッシュレスな生活に拍車がかかりそうだ。 <文/三浦一紀 Twitter:@KazMiu> 【三浦一紀】 ジャンル関係なくなんでも書きます系雑文ライター。どっちかというとインドア寄り。GIZMODO JAPANでも原稿書いてます。
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