地震による給湯器の貯湯タンク転倒に要注意! 熊本地震の被害相談を受けて国民生活センターが警告

 国民生活センターによれば、震災時に貯湯タンクの倒壊による被害を防ぐために、以下のようなことを改めて確認しておいたほうがいいという。 (1)現在給湯器を設置している場合 ①給湯器の設置がメーカーの設置説明書の通りになっているかを確認しましょう。設置説明書が手元に残っていない場合は、メーカーに問い合わせましょう。点検のポイントが分からない等、自分で確認することが難しい場合は設置業者にも協力を依頼しましょう。 ②もし、設置説明書通りの工事がなされていなかった場合は、設置業者にその旨を伝えて、説明書通りにしっかり固定してもらうようにしましょう。 ③当初の工事が設置説明書通りになされたとしても、年月の経過により固定が緩む可能性もありますので、心配な点がありましたら、設置業者に点検を依頼しましょう。その際、点検費用の有無について、事前にしっかり確認しましょう。 (2)これから給湯器を設置する場合 ①給湯器を設置する際は、設置説明書通りの工事を行っているかを、設置業者とともに確認しましょう。 ②設置時に渡された書類は、その給湯器を使用している間は保管しておきましょう。 ③その他、設置工事について疑問点がある場合は、納得するまでメーカーや設置業者に確認しましょう。 (3)不明な点は相談しましょう トラブルにあった場合だけでなく、不明な点がある場合は、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。(国民生活センター報告書より)  南海トラフ地震など大きな地震が来る可能性は決して低くない。改めて自宅の給湯器の状況などを再確認しておいたほうがいいかもしれない。 参照:国民生活センター(※pdf) <文/HBO取材班>
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