現役産業医が見た電通事件、3つの問題点――「残業100時間超えだけが問題ではない」
2016.10.22
現に私の産業医クライエントには、長時間労働だけれども精神的不調にならずに元気に働いている人もいます。また、残業時間が少なくても、精神的不調に悩む人、それで仕事を休む人もいます。
⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=113700
そしてまた、現在、私は自分の産業医クライエント企業において、昨年12月に始まったストレスチェック制度を実施していますが、高ストレス者は必ずしも残業時間が多い人とは限らないと実感しています。
むしろ、私のクライエントにおいては、高ストレス者の一番の理由は、職場で自分が認めてもらえていないという感情が根底にあると感じています。残業時間の長さは、必ずしも高ストレス者の一番の原因にはなっていないというのが、産業医としての率直な感想です。
『不安やストレスに悩まされない人が身につけている7つの習慣』 ストレス解消スキルを専門家が指南! |
ハッシュタグ