最近、明るい話題が少なかった「そごう・西武」。新ブランドの独占販売は明るいニュースである一方、「ハローキティメン」の展開はまだ始まったばかりであり、話題性は非常に高いもののそれが実際の売り上げにも繋がるかどうかは未知数だ。
渋谷西武の「ハローキティメン」売場は1階エントランスを入ってすぐの場所に開設。 「メインエントランス正面」という場所からもブランドにかける期待が窺える
「そごう・西武」にとっては、今回のコラボレーションを本当の意味での「明るい出来事」とすることができるか、そしてサンリオにとっては「ハローキティメン」の展開の拡大に繋げることができるかどうか。一般百貨店初進出を果たした「サンリオメンズ専門ブランド」の今後は、そごう・西武の手腕にかかっている。
【「ハローキティメン×そごう・西武」特設サイト】
https://www.sogo-seibu.jp/hellokittymen/
<取材・文・撮影/都市商業研究所>
【都市商業研究所】
若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「
@toshouken」
※都商研ニュースでは、今回の記事のほかにも下記のような記事を掲載中
・
ジョイフル、台湾初出店-5年間で100店舗目指す
・
バスタ新宿、ファミリーマートが出店へ-ようやく決まったコンビニ出店
・
ABAB赤札堂、創業100周年-東天紅・小泉グループの中核企業