実はこれまでにも1日のうち時刻によって、記憶のしやすさ、勉強のしやすさに違いがあるのではないか、と言われてきた。しかし今回、同大の研究チームが初めて明らかにした研究結果によると、「起きた直後」と「4時間後」が、もっとも記憶が長続きする時間帯という。
実験では、まずマウスに2つの積み木を見せ、その形状を記憶させる。そののち一旦ケージにマウスを戻して、24時間後、今度は別の形の積み木をマウスに見せて、当初の形との変化に気づくかどうか調査した。
長期記憶検査の結果(同大ホームページより)
これをマウスが起きた直後、4時間後、8時間後、12時間後、20時間後などさまざまな時刻で調べた。