・リビングの家具は、腰より高いものはNG
圧迫感をなくし、くつろぎ感のあるリビングを作り出すためには、背の高い家具を買ってはいけない。
「とりわけリビングが狭い人がついやってしまいがちなのが、天井まである高いテレビラックを買うこと。棚とテレビ台を兼ねる便利な家具だが、リビングにもっとも必要な“リラックス感”が失われてしまう」とやまぐち氏は指摘する。
無印良品のなかには2mの「
オーク材スタッキングシェルフ」などの商品があるが、これはNG。
やまぐち氏のオススメは、腰の高さで収まる「オークAVラック薄型」だ。家具に高さがないため収納力は落ちるが、これを機にそもそも必要のないモノかどうかを取捨選択し、不要な家具をどんどん捨てることで、くつろげるリビング作りを目指したい。
やまぐち氏オススメの「オークAVラック薄型」
・自力ケアできない家具は、ストレスのもと
「家具選びで大事なのが自力でケアできるかどうかの有無だ」と、やまぐち氏は指摘する。幼い子供のいる家庭の場合、どんなにおしゃれな家具も、食べこぼしや落書きなどで汚れてしまう恐れがある。
やまぐち氏は「自力で汚れを取れなければ、どんなに良い家具も台無しになる」と言う。テーブルなど毎日使うものは、こぼして汚れてもすぐに拭ける素材のものを選びたい。
やまぐち氏が和室で使っているのが、パイン材のテーブル。汚れたときのケアも簡単なうえ、安価で使いやすいのも特長だ。
「パイン材のテーブル」。折りたたみ式で収納もラク