同社の状況を理解するため、’14年にアルバイトによるストライキが噂され閉店が相次いだゼンショーと、昨年末の過労自殺訴訟で会社側が責任を認め、今や「ブラック企業」の代名詞となったワタミと比較していこう。ちなみに3社とも「ブラック企業大賞」にノミネートされた実績がある。
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売上ではゼンショーにおよそ3倍の差をつけられ、1社だけ大幅な赤字を出しているマクドナルドだが、時価総額では逆にゼンショーにダブルスコアをつけるなど他の2社を圧倒している。
「ポケモンGO」効果で急騰する前から、同社の時価総額は3000億円前後と高い水準にあった。その秘密は保有する資産の内訳にある。総資産に占める借金以外の割合を表す指標・自己資本比率を見れば一目瞭然だ。
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マクドナルドの自己資本比率は他社の倍以上の水準にあるのだ。