夏のオフィスエアコン、みんな結構「寒い」と思っていることが判明!

冷房による体調不良とその対策

 本調査では、オフィスの冷房で「体調不良」の具体的な内容を回答者に聞いていない。具体的には、どのような「体調不良」があるのであろうか?  日本医師会は、「冷風に長時間あたっていると、倦怠感、頭痛、食欲不振、身体の冷えなどの症状が出ることがあります。これは、急激な気温変化に体が適応できずに、冷えのため自律神経がおかしくなるからです。冷房のときは、外と室内の温度差を5℃以内にしましょう!」(参照:日本医師会)という見解を示している。  エアコンも進化してきている。最新のエアコンでは、人の手足の温度まで見極め、冷房時は冷え過ぎ防止で冷房運転を弱める等、節電かつ快適なエアコン運転を実現できるようになってきている。エアコンは最新のものの方が、冷房による「体調不良」を防げる機能が多いだろう。温度を28℃に設定できない、「寒い」と感じるのであれば、クールビズに逆行するが、上着やカーデガンを羽織るなどの対策を講じたほうがいいかもしれない。 <文/丹羽唯一朗>
1
2
3