一方で、輸入系ではないが、円高とともになぜか値上がりしやすい銘柄もあるという。金融アナリストの今北洋氏が話す。
⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102323
「私がチェックしているのは、『対ドル/円レート感応度』。ドル/円が1%上昇したときに、株価がどれくらい上昇したかを示す数値です。マイナス値が大きいほど、円高相場で値上がりしやすい銘柄となる。これに、時価総額500億円以上で今期売上高・営業利益ともに上向き、といった条件などを足してスクリーニングしたのが左の一覧。実は西松建設が円高相場に対して、感応度が高い。その感応度の右に示した『HV』はヒストリカル・ボラティリティ。今後1年間に予想される変動率です。簡単に言ってしまうと、西松建設なら±31%の値動きが予想できる。円高に対する感応度が高ければ、円高相場ではプラスに振れやすいと考えていいでしょう。あくまで目安ですが、上昇トレンドでは最大で31%の値上がりが期待できるということ」
円高投資の参考にしてもらいたい。
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【円高投資3ヶ条】
・「円高還元セール」を積極的に行う内需系銘柄は狙い目
・輸入系で高配当・高優待利回り銘柄ならWでお得
・ドル円感応度で“非輸入系”円高銘柄を洗い出すべし
【Jack氏】
個人投資家。不動産、株、FX等で2億円超の資産を築いたサラリーマン投資家。バリュー投資やIPO投資に強み。
『百人百色の投資法vol.3』(パンローリング)など著書多数
【今北 洋氏】
金融アナリスト。金融情報配信会社のアナリストを経て、通信者に勤務。マーケットの取材をする傍ら、数々のマネー誌に寄稿。自らも株、FXを行っている。中小型株、新興銘柄に強み
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