韓国政府による利用自粛要求で話題の「北朝鮮レストラン」、バンコク店に行ってみた

毎日20時からおよそ30分程度のショーが行われる

 本サイトでも幾度と無く取り上げてきた「北レス」こと「北朝鮮レストラン」。  北朝鮮レストランはその名の通り、北朝鮮の料理を楽しめるレストランで、かつ北朝鮮の指導者のためのエンターテインメント集団である喜び組がショーを行うことで知られている。しかし、朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮)の資金源として利用されているとして、韓国が韓国人駐在員や海外に滞在する韓国人に対して北朝鮮レストラン(以下北レス)へ行かないようにと在外公館を通じて呼びかけたりと何かと話題の的になっている。

タイにも「北レス」が誕生していた!

 そして、日本人に人気の渡航先であるタイ・バンコクにも2015年春に北朝鮮レストラン「PYONGYANG A RI RANG RESTAURANT」が誕生した。この店が出店した地域は日本人在住者も多いエリアで、同じ敷地内には人気の和食店があり、在住日本人にはすでによく知られている。

場所は日本人の多いスクムビット通りソイ26の中ほどにある

 意外かもしれないが、タイは北朝鮮と国交があり、2015年には国交樹立40周年を迎えた。そのため、実は北レスも2006年ごろに一度開業したことがあった。しかし、前回は都心から離れた場所だったこともありあまり流行らず、2009年に撤退。そして2015年に、以前の轍は踏まぬとばかりに都心で復活したわけである。  ただ、去年のオープン当初は喜び組のビザが取れないということで、しばらくはただのレストランとして営業していた。昨年後半にやっとショーが行われるようになったわけだ。そんなタイの北レス、果たしてどんなところか。実際に行ってみることにした。
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こじんまりとした店舗だがタイにしてはやや高め
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