ケンタッキーでビール提供開始。その狙いと反響は?
2015.08.14
ファミレスや牛丼チェーン店が展開する“ちょい呑み”がブームになり、ファーストフード各社も続々とアルコール類の提供を始める中、ついにケンタッキーフライドチキンでも、この夏から通常店舗でのビール提供が始まった。
関東圏と関西圏にある72店舗では「ザ・プレミアム・モルツ」を店舗の形態に合わせて、樽生ビールか缶ビールを販売。また「オリジナルチキン」「骨なしケンタッキー」「カーネルクリスピー」をビールと合わせたセットメニューも用意されている。
さらに、樽生ビール販売店舗では、17:00~19:00の時間帯に限り、通常より140円安い350円でビールを提供しているというから、仕事帰りにちょっと寄るには、もってこいだ。
残念ながら9月30日までと、期間限定のビール提供ではあるが「店舗限定ということもあり、大々的に宣伝をしていないので、ご存知でない方も多いようです。ですが、実際にご利用いただいた方、特にビジネスマンのお客様には、ご好評をいただいております」と、日本KFCホールディングス広報室の久本尚美さんは語る。
ネット上でも「ビールがついに導入された!」「ケンタッキーでちょい飲み!」といった声が早くも寄せられている。
多様化する需要に合わせ、新規顧客の獲得を狙う
実はチキンとビールを提供するケンタッキーが下北沢にあった
バーガーキングやフレッシュネスバーガーなど、ビールを提供するファーストフード店は、年々増えている。今後、顧客獲得争いはまずます激化しそうだが、KFCは果たして、今夏の商戦を勝ち抜き、勝利の美酒を味わうことができるのだろうか。
<文・写真/HBO編集部> ハッシュタグ


