この国の政府に文化芸術を支援する気はなし!? WeNeedCultureによる公開質問4問に対する文化庁のゼロ回答
文化庁からの回答は如何なるものだったのか?
文化庁回答:
『本質問状については、内閣総理大臣、財務大臣、経済産業大臣、文部科学大臣及び文化庁長官宛に頂いていますが、関係省庁にも確認した上で、文化庁より以下のとおりまとめて回答いたします。
文化芸術分野への支援については、これまでも文化庁の令和2年度第2次補正予算事業(560億円)等において、ライブハウスやミニシアター等も含めた文化芸術団体に対し、その活動継続や技能向上に向けた積極的な取り組みや、収益力を強化するための取組等への支援を行ってまいりました。(黄信号)
また、文化芸術団体の事業を継続し雇用を維持するため、実質無利子・無担保融資や雇用調整助成金の特例措置を実施してまいりました。(赤信号)
今後も、令和2年度第3次補正予算において、コンテンツ関連事業者が収益基盤の強化に資する取組等を実施する公演への支援(456億円)や、文化芸術関係団体が感染対策を十分に実施したうえで行う積極的な公演等への支援(370億円)等を行うこととしております。(黄信号)
さらに、緊急事態宣言に伴って延期・中止したイベント等のキャンセル費用について支援を行えるよう検討を進めるとともに、緊急事態宣言の発令時に遡って支援対象とするなど、可能な限り事業者の使い勝手の良い制度として行きたいと考えております。(赤信号)
これらを切れ目なく実施することにより、新型コロナの感染拡大により厳しい状況にある文化芸術やエンターテイメント業界の活動を支えてまいります。(青信号)
文化芸術関係者におかれましては、これまで徹底した感染症対策にご尽力いただきながら、イベント等の開催に取り組んでいらっしゃることに心から敬意を表します。今後も、関係者の現場の声を十分に聞きつつ、文化芸術活動に則して、文化芸術活動の再開・継続・発展を支えるために、関係省庁とも連携し、しっかりと対応してまいります。(青信号)』
「何がなんでも補償をしない」とでも言いたげな内容
TwitterID/@jun21101016
いぬかいじゅん●サラリーマンとして勤務する傍ら、自身のnoteで政治に関するさまざまな論考を発表。党首討論での安倍首相の答弁を色付きでわかりやすく分析した「信号無視話法」などがSNSで話題に。noteのサークルでは読者からのフィードバックや分析のリクエストを受け付け、読者との交流を図っている。また、日英仏3ヶ国語のYouTubeチャンネル(日本語版/ 英語版/ 仏語版)で国会答弁の視覚化を全世界に発信している。
ハッシュタグ
