巣ごもり需要で急成長。注目のREITは「物流拠点」。見極めは足を運んで自分の目で見るべし!

 コロナ・ショックで一時大きく値を崩したREIT市場にV字回復の兆しが。今回イチオシの物流拠点は、とにかく足を運んで自分の目で見ることが重要!

巣ごもり需要で急成長。安定のお宝銘柄はこれ!

物流

写真はイメージです(以下同)

 巨大な倉庫に、整然と商品の棚。数億品目のなかから人の手によって商品がピックアップされ、ベルトコンベヤーに運ばれ、箱詰めされる。そして倉庫からは絶え間なくトラックが出入りし、あなたの家の玄関へと商品が届けられる――。  コロナ禍の世界で空前絶後の成長を遂げたのが、物流だ。Amazon全体の売り上げは4~6月期で前年比4割増、純利益は2倍に。ネットで注文する限りは気にすることは少ないが、その便利さを支えているのは、各地にある物流拠点である。  物流拠点の需要について経済ジャーナリストの雨宮京子氏はこう解説する。 「Amazonは首都圏4か所で物流拠点を開き、総面積は昨年比で4割増えています。日本だけで6000億円超を投資し、過去10年平均の約2倍の金額を物流拠点に充てているのです」  次々に新しい施設が建設されてはいるが、それでも需要に対して不足しているのが現状だ。雨宮氏は続ける。

現地に行ってから決断すべし

「物流拠点REITの稼働率はほぼ満室状態です。物流拠点の契約期間は5年から長ければ15年にもなるため、安定感があります。成長を続けているうえに、『賃料のとりっぱぐれがない』のが物流REITなのです」  物流REITの場合も、現地に行ってから決断をしたほうがいいという。 「インターチェンジや幹線道路からどれくらい近いのかを確認しましょう。物流センターはアクセスが命です。 外観を見て、どこの会社が利用しているのかも確認したいですね。Amazonや楽天であればたいてい、倉庫の外壁にロゴが出ています」(ストックウェザー『兜町カタリスト』編集長・櫻井英明氏)  たとえばGLP投資法人なら「GLP東京Ⅱ」という江東区の施設が旗艦物件。東京ドーム約3個分の広さに、自律走行フォーク型搬送ロボットや、冷蔵設備を備えている。HP上でも内部の様子を紹介しているが、周囲の環境も含めて足を運んでみてほしい。  REITの基本は、ここで見てきた物流拠点だけでなく住宅、ホテル、オフィス、商業施設などをバランスよく組み入れていくことにある。 「半年に一回の配当のタイミングは、銘柄によって異なります。毎月配当がもらえるように計算して買い足していくのも手です。自分の足を使って『自分が利用したい』と思える物件を見つけ、投資をすれば、それ自体が楽しみにもなります」(雨宮氏)  REITという新たな選択肢を、投資の手札に加えてみては?
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