2年連続マイナス成長で五輪後が危険? 実は進んでいた「コロナバブル」崩壊のXデー
【雇用崩壊】就業者数は激減。希望退職募集人数は過去最多更新へ
新型コロナの収束が遅れるほど、景気が冷え込むのは当然のこと。足元ではリーマンショック以来の2期連続マイナス経済成長を記録する可能性も高まっている。
「大幅マイナスに落ち込む’20年度の反動で’21年度はプラス成長に転じると予想する民間シンクタンクが大半ですが、これはあくまでコロナの収束を前提にした予想。第4波の発生や2度目の緊急事態宣言発出となれば、’21年度もマイナス成長は避けられません。
そもそも、緊急事態宣言が解かれたあとの’20年7~9月の家計調査を見ると、消費は前年同期比で10%ほど減少しています。コロナ収束期待が高まっても、GDPの半分以上を占める国内消費は回復しなかったのです。政府がコロナ収束宣言を出さない限り、’21年も買い控えムードが続くと考えて間違いないでしょう」(鈴木氏)
正社員を取り巻く環境も着実に悪化

’20年10月には対前年同月比で就業者数は93万人減を記録
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