大臣から国会議員、知事、地方議員まで…コロナ禍で国民に忘年会自粛を呼びかけつつも、会食しまくっていた人々

緊急事態宣言中に「おっパブ」に行った人は今

 新型コロナウイルスの新規感染者が1日数千人に達しているのに、女性コンパニオンを呼んで宴会をしたり、みんなでスナックに行ったり、危機感ゼロのホゲホゲした議員たちが続出している中、思い出すのは昨年4月、緊急事態宣言が発令された2日後に歌舞伎町の「おっぱいパブ」に行ってしまい、女の子の乳首をいじくりながら「犬になりたい」と言っていたでお馴染みの我らが高井崇志先生。  あの一件で立憲民主党をクビになってしまい、今年の衆院選では岡山1区で逢沢一郎先生との「チクビ対決」が待っていて、選挙の結果次第ではニートになってしまうのですが、元祖コロナ禍不祥事の高井崇志先生は今、何をやっているのかというと、YouTubeを使って、どうして看護師さんが辞めなければならないのかを解説。国民の皆さんに今の日本がどれだけ過酷な環境にあるのかを真摯に説明していました。動画の内容は非常にまともなもので、あの時からおっぱぶを我慢してコレをやっていれば、きっと今頃は、新型コロナウイルスのことは高井崇志先生にお任せということで、ちゃんと仕事をする人気者になっていたかもしれないのですが、毎回差し込まれるオープニングのテーマ曲が壮絶にスベっているせいもあってか、この動画の再生数は1月1日16時時点で64回でした。

今の議員の行状を注視し、しっかり覚えておこう

 そんなわけで、大臣や知事、議員がどいつもこいつも呆れるレベルで、これだけ感染が拡大し、一刻も早く手を打たなければならない事態になっていても、国民の皆さんに「気を付けて」というだけで、何もしません。  こうなってしまったのは、僕たちがこうした不祥事に慣れてしまい、いちいち怒らなくなってしまったからだと思うのですが、最近は「政治家が自粛していないんだから」と言って、外に出てしまう若者もいるそうです。  このまま放置すれば、日本にもっともっと地獄が広がってしまうので、政治家の皆さんにはちゃんと仕事をしてもらわなければなりません。そして、仕事をしていない議員たちは自分たちの手でしっかり落選に導かなければなりません。世の中で何が起こっているのかを、ちゃんと見ておきましょう。 <文/選挙ウォッチャーちだい>
選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材しています。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどを「チダイズム」にて公開中
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