「IR誘致方針は住民投票で決めることはない」横浜市長の衝撃的な本音が飛び出した質疑を信号無視話法分析

民意無視の姿勢を隠そうともしなくなった林文子・横浜市長

 前回記事「カジノは横浜経済の起爆剤になる? 林市長の根拠を信号無視話法分析」で取り上げた2020年9月25日の横浜市会 決算第一・第二特別委員会連合審査会で、林文子市長はカジノ誘致に関連して他にも大きな物議を醸した発言をしている。それは、先月から署名が開始されたカジノの是非を問う住民投票条例の制定について、「IR誘致の方針に影響を及ぼさない」とする考えを明らかにしたこと。住民投票に法的拘束力が無いことは周知の事実ではあったが、民意を無視する姿勢を隠そうともしなくなってきた林市長の言動に衝撃が走った。  実際にどのようなやりとりだったのかを明らかにするため、本記事では共産党・古谷靖彦市議の質問に対して、林市長が問題の答弁を行った約3分間の質疑を一字一句漏らさずにノーカットで信号機で直感的に視覚化していく。具体的には、信号機のように3色(はOK、は注意、はダメ)で直感的に視覚化する。(※なお、色表示は配信先では表示されないため、発言段落の後に( )で表記している。色で確認する場合は本体サイトでご確認ください) 配色ルール

「青信号」故に見えた林市長の本音

 質問に対する林市長の回答を集計した結果、下記の円グラフのようになった。 集計結果 <色別集計・結果> ●林市長:赤信号41% 青信号45% 灰色13% *小数点以下を四捨五入しているため、合計は必ずしも100%にはならない  今回の質問は、住民投票に対する市長の所感を問うという緩い聞き方だったため、青信号の割合が比較的高くなっている。だが、この青信号の中には問題の発言を含めて、林市長の本音が見え隠れしていた。青信号の中身に着目しながら、どのような質疑だったのか詳しく見ていきたい。  また、実際の映像は筆者のYoutubeチャンネル「赤黄青で国会ウォッチ」で視聴できる。
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カジノを止めるならリコールでまとまるしかない
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