ビデオ会議の壁紙、さまざまな企業が続々提供開始。急速に流行する文化

ビデオ会議イメージ

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ビデオ会議の壁紙を各社が出し始めている

 新型コロナウイルスの影響で、テレワークの実施者が拡大している。人気のビデオ会議ソフト Zoom では、昨年12月の1000万人から2億人に、デイリーのアクティブユーザー数が急増している(参照:VentureBeat)。  手軽に始められる Zoom が、多くのユーザー間に広まって行くにつれて、ネットでは新しい動きが出ている。それはバーチャル背景の供給である。これはちょうど、スマートフォンやパソコンの壁紙のようなものだ。Zoom では、簡単に背景を変えられる(参照:Zoom ヘルプセンター)。そして人間以外の部分を、設定した背景画像にすることができる。  自宅で自分の姿を出すときに気になるのは背景だ。自分の部屋の様子を見せたくないというのは自然な欲求だ。片付けるのが面倒。プライベートな情報だから、他人にさらしたくない。ただでさえ気分が滅入るので、ネタを交えた背景で笑いを取りたい。様々な理由で、バーチャル背景を利用する人がいる。その流れに乗って、各社が自社の製品を宣伝する目的で、バーチャル背景用の画像ファイルを公開している。

ゲーム会社の提供する背景が話題に

 特にゲーム会社のバーチャル背景公開が話題になっている。元々、ゲームには背景画像があることが多い。その画像を素材として出せば、話題になり自社製品の宣伝になる。ファンが喜ぶだけでなく、メディアで取り上げられることもある。そうした活動をしているところを、いくつかピックアップしてみよう。  大手のゲーム会社の筆頭である任天堂は、『スーパーマリオ オデッセイ』のバーチャル背景を公開している。  マニアに根強い人気を持つセガは、『メガドライブミニ』や『ぷよぷよ』『龍が如く』のバーチャル背景を公開している。  ヴァニラウェアが開発して、アトラスから発売された『十三機兵防衛圏』。熱狂的な人気になっている同ソフトは、アトラスがバーチャル背景を出している。  和風にしたいのならば、コーエーテクモゲームスの『信長の野望』がある。戦国武将になり切って会議をするのもよいだろう。  ファンタジー風のバーチャル背景が欲しいならば、Cygamesの『グランブルーファンタジー』が複数公開している。冒険気分で話し合いをするのも一興だろう。
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企業が壁紙を提供する背景
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