新型コロナの脅威にさらされた今、オトナが子供と一緒に観てほしい、ファミリー映画15選

あの頃に観ていた娯楽作のワクワクを知ってほしい!4つの実写映画

12:『バンブルビー』(2018) バンブルビー上映時間:1時間54分  アニメではない、実写の映画作品の中では、特にこちらをオススメしたい。主軸となる物語は、ひとりぼっちなロボットと、同じく孤独を抱えている少女との交流だ。迫力のアクションがいくつも展開し、クスクスと笑えるギャグも多く、何よりロボットが可愛くって仕方がないと、万人が楽しめる要素が揃っている。かつて父親を失くし、母親の再婚もあって家族とギクシャクしてしまう少女の心境もリアルに描かれており、子供を持つ親こそ身につまされるところもあるだろう。超大作アクション映画『トランスフォーマー』シリーズのスピンオフ作品であるが、そちらを観ていなくても全く問題ない。  また、本作は1980年代の映画、特にスティーブン・スピルバーグ監督の作品へのリスペクトを捧げている作品であるということも重要だ。劇中の年代設定は1987年で、カセットテープ(その時代の超有名な音楽)やブラウン管のテレビなど懐かしのアイテムも登場する。そもそもの「子供が人間以外の存在と友達になっていく」という物語もかなり『E.T.』(1982)に通じている。オトナがあの頃にワクワクしながら観ていた、実写の娯楽映画の面白さを、現代の子供にも知ってもらうというのは貴重な機会だ。 13:『パディントン』(2014) 上映時間:1時間35分  こちらは、イギリスの児童文学『くまのパディントン』の実写映画化作品だ。何よりの特徴は、この主人公のくまが“紳士的”であるということ。物腰も言葉遣いもとても丁寧で、誰もがすぐに彼のことを好きになれる。これは、舞台となるイギリスが階級社会であり、上流階級には節度を保ったマナーが社会的に求められるのだが、そのマナーを最も体現しているのが、イギリスの外からやってきた(部外者)はずのくまだった……という一種の皮肉でもあるのだろう。  アクションの凝ったギミックが面白く、ギャグも子供からオトナまでケラケラと笑えるもので、テーマも“家族の大切さ”とシンプルかつわかりやすいものだ。子どもを大切に思うがゆえの父親の行動も描かれているので、観た後は子供がお父さんを大切に思えるし、倦怠期に差し掛かった夫婦にとっては再び仲良くなれるヒントももらえることだろう。“異文化の人間が受け入れられる過程”を丁寧に描いている作品でもあるため、自身の不寛容さや偏見を見つめ直すきっかけにもなるはずだ。なお、続編の『パディントン2』もAmazonプライムで見放題となっており、こちらではアクションもギャグもさらにパワーアップしている。 14:『ジュマンジ』(1995) ジュマンジ上映時間:1時間44分  ちょっとビターでダーク、少し怖い(でも子供が見ても問題ない程度の)実写映画作品を求める方にオススメしたいのはこの『ジュマンジ』だ。モチーフとなっているのはボードゲーム。父親と仲違いをしてしまった少年がゲームの中に26年も閉じ込められ、大人になった彼が新たに出会った子供たちと協力し、ゲームを何とか終わらせようと奮闘する物語となっている。  たくさんの罠が仕掛けられ、それぞれを知恵やチームワークを駆使して攻略していくゲームらしい面白さ、現実世界がめちゃくちゃになっていく様は、万人がドキドキしつつも楽しめるだろう。同時に、親の一方的な教育方針や勝手な指示により、子供が抑圧された状態になってしまうといった、親子関係の不理解や衝突も描かれていることも特徴的だ。子供だけでなく親も、お互いを認め合い、それぞれが少しだけでも“オトナになる”必要があるとも、思い知らされることだろう。 15:『パシフィック・リム』(2013) パシフィック・リム上映時間:2時間11分  前述した『バンブルビー』は女の子にも大推薦できるキュートなロボット映画であったが、一方“ロボットバトル”が大好きという男の子に絶対にオススメしたい映画が、この『パシフィック・リム』だ。日本のかつての大人気コンテンツである巨大ロボットアニメや怪獣映画のアツさを、巨費と最高峰の技術を総動員して作りあげた超大作である。『マジンガーZ』や『ゴジラ』や『新世紀エヴァンゲリオン』など……かつて(今でも)それらの作品が好きだったオトナにはそれだけで感動的であるし、子供にとっても「すげー!でっかいロボットかっけー!巨大怪獣つえー!」となることは必至だ。  そんなわけで、「でっかいロボットと巨大怪獣が街を破壊しながらどつき合う!100点!幸せ!」で紹介を終わっていい作品なのであるが、それを実現するハリウッドの夢の実現力と、作り手の熱意も感動的であるということも強調しておきたい。ロボットのコクピット、怪獣の造形など、画や設定の1つ1つに並並ならぬこだわりがあることはきっと伝わることだろう。最高のオタクたちが作り上げた、最高の日本のコンテンツに愛を捧げた、最高のオタク映画だ。こういう作品を一緒に楽しんでこそ、親子の絆が生まれるというものである。

まとめ:Amazonプライムのメリットとは

 Amazonプライムが他の動画配信サービスに比べて優れているのは、まず月額料金は500円(または年間4900円)と格安であることだ。さらに、30日間の無料体験も実施されており、いつでも退会ができる。  さらに、その(無料体験期間+)月額料金だけで、Amazonプライムビデオの見放題サービスが楽しめるだけでなく、追加料金なしでAmazonの配送特典、200万曲が聴き放題のPrime Music、ファイルストレージサービスのプライム・フォトなどの他のサービスも使うことができる。  さらに、有名な作品では『ジュラシック・パーク』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズもAmazonプライムでは見放題となっている他、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『プリキュア』シリーズの劇場版もそのラインアップに入っている。映画を初めて観るという子供に向けて、こちらから評価の高い映画を選んでみるのも良い選択だ。  さらに、映画ではないが『ポケットモンスター』『妖怪ウォッチ』『しまじろう』といったアニメシリーズは、4月5日までAmazonプライム会員でなくとも無料で観ることができる。これは、一斉臨時休校要請を受け在宅時間が長くなっている子供に向けたサービスだ。まずはこちらからでも良いので、試しに見てみてほしい。 <文/ヒナタカ>
インディーズ映画や4DX上映やマンガの実写映画化作品などを応援している雑食系映画ライター。過去には“シネマズPLUS”で、現在は“ねとらぼ”や“CHINTAI”で映画記事を執筆。“カゲヒナタの映画レビューブログ”も運営中。『君の名は。』や『ハウルの動く城』などの解説記事が検索上位にあることが数少ない自慢。ブログ 「カゲヒナタの映画レビューブログ」 Twitter:@HinatakaJeF
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