ある老舗ソフトの名称をTwitterがBAN。ネット時代に蔓延る「言葉の死刑の冤罪」について考える
OKサインの文脈 上書き問題
「Asian」や「teen」がGoogle検索できなくなる
なぜ Asian なのかは、成人向けWebサイトの検索で、よく使われている言葉だからだろう。世界最大のポルノサイトである Pornhub では、毎年統計情報を公開している(参照:Pornhub Insights)。このサイトでよく検索されている単語を、1位から順に掲載しよう。 1位 japanese 2位 hentai 3位 lesbian 4位 milf 5位 korean 6位 asian teen は12位にランクインしている。機械的に単語と行動を結びつけた場合、こうしたトラブルが起きると推測できる。 同様の方法で、ある特定の国や民族の名称、身体的な特徴が、性的であるとしてネットから排除されたらどうなるだろうか。大きな問題になることは想像に難くない。 言葉の意味は、このように機械的に上書きされることもある。こうしたことは、今後も起き続けるだろう。Weird bad thing:
— Charlie Stigler (@charliestigler) February 18, 2020
iOS built-in adult content filter blocks all searches with the keyword "Asian,” assuming it's porn-related. Which means a 12 y/o Chinese-American girl might Google "Asian hairstyles" and find out that her culture is blocked as "adult content."
この連載の前回記事
2020.03.04
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