筆者はリサイクルショップを経営しており、婦人服をメインに扱っているのですが、これが実によく売れるのです。
自分が購入して着なかった服を店頭にお持ち頂く方に、当店を利用頂く前は着なかった服はどのようにしていたのですかと聞くとたいていこのような返事が返ってきます。
「捨てられずに何年もタンスの肥やしになった後に捨てていた」
なぜですか?と聞くと
「1年前の服や2年前の服が売れるとは思わなかった」
「ブランドでもない服が売れると思わなかった」
と言われる方が非常に多いのです。
しかし、何年も肥やしにした後に捨てるのはもったいないです。
今年は着なそうと思ったらリサイクルショップ・フリマアプリで販売しましょう! 意外なほど売れるはずです。
服をメルカリ・ヤフオクに出すのが面倒と良く言われるのですが、今はアプリで簡単にできます。(参照:
消費税増税目前で注目される「個人売買」アプリ。今更聞けない使い方も紹介)
そして、出品した「服」を、より売れるようにする方法があります。それは、
写真を上手く使う事です。
まずは
ハンガーに掛けて写真を撮る・床に置いて写真を撮ります。
どちらでも大丈夫ですが、服の柄・色などが分かりやすいように背景目立たないように、白や淡い単色の紙を敷くなどしてください。
どの角度で撮った方が奇麗に見えるかわからず どのように撮影して良いか迷う場合は他の方が出品している服で上手に撮れている写真や雑誌を参考にすると良いです。写真の撮り方・見せ方は「自分が買いたい」と思った出品者のものをどんどん参考にしましょう。
説明文も、写真がうまい方は説明文も上手な方が多いです。こちらも同様にうまい方・雑誌の言い回しなどを参考にします。
素材・サイズなどはタグを写真で撮影し、タグの写真を参考にして下さいと説明文に入れると 着丈・袖丈・身幅など詳しく書かなくとも購入してくれる方も結構います。
余裕があれば出品時にメジャーなどで測り説明文に入れた方が良いのは勿論ですが、普段から自分が着ているメーカーの服などであればサイズだけで購入してくれるのです。
質問が来た時にだけ、着丈・袖丈・身幅を測るようにすると面倒ではなくなります。
慣れてきたり、センスに自信がある人は、撮影する際にも単体で撮るのではなくコーディネートして撮影するとイメージが付きやすく、上着を出品する際にも、インナーやアクセサリー、パンツ・スカートも一緒に売れる場合もあります。
こんなちょっとしたことで、タンスの肥やしになっていた服が売れるようになるのです。
消費税増税で生活が苦しくなる中、少しでも節約した人は是非実践してみてください。
<文/泉澤義明>