ブーム再燃の地域通貨。その背景に「フィンテック」あり

まだまだある! 全国各地の地域通貨

げんき 大阪府寝屋川市】  ボランティア活動の支援、地域の交流を目的とする紙幣タイプの地域通貨。高齢者施設や児童福祉施設、農業組合などでの有償ボランティアに対し支払われ、加盟店や自治体施設などの商品・サービスに使うことができる 【つれてってカード 長野県上伊那地域】  ICカードに入金チャージするタイプの地域通貨。国内で初めて行政・金融の地域組織と一体になって基盤構築を推進した商店街カード。上伊那地域300か所で使用でき、100円の買い物で1ポイント(1円相当)がつく 【ハーン 島根県海士町】 紙幣タイプの地域通貨で、海士町へのふるさと納税の返礼として入手できる。海士町内の店で使えるほか、同町職員のボーナスとしても使われている。命名の由来は同町を訪れたギリシャ出身の文豪、ラフカディオ・ハーン 【モリ券 全国の「木の駅」】  山林所有者が収集した林地残材を,チップや薪などの用途として販売する「木の駅プロジェクト」で使われる地域通貨。間伐・林地残材の搬出などへの支払いとして発行され、1モリ=約1000円。地場産品店で使用可 【よろづ屋 神奈川県・旧藤野町】  通帳タイプ、相互扶助型の地域通貨。1萬(よろづ)=約1円。参加者はメーリングリストに登録、サービスやモノの依頼と支払いをメーリングリスト上でやり取りする。地域住民の約10分の1、約400世帯が利用している 【MORIO-J 岩手県盛岡市】  ICカードタイプの地域通貨。盛岡市内の商店での買い物や、施設やイベント、コミュニティ活動などでポイントをためて使える。1ポイント=1円。イオングループのWAONカードと一体化した「ご当地WAON」の一つ 【とまチョップポイント 北海道苫小牧市】  ICカードタイプの地域通貨。加盟店での買い物のほか、苫小牧市でのイベント参加やイオン、マックスバリュへの来店でポイントを入手できる。公共施設ではルーレットで最大10ポイントを入手できる。1ポイント=1円 【あがのポイント 新潟県阿賀野市】  ICカードタイプの地域通貨。加盟店での買い物、市のボランティア参加でポイントがたまる。学校など子供が通う場所、高齢者が通院する病院などにある端末機にカードをタッチするとメール配信される見守り機能も 【湖山ポイント 茨城県かすみがうら市】  スマートフォンやタブレットで使う電子地域通貨。専用アプリを使用。ブロックチェーンを活用しており、ポイントのユーザー同士での受け渡しも可能。アプリで告知されるイベントに参加することでポイントを入手 【自治体ポイント 全国各地】  総務省が主導し、各地方公共団体を運営母体とする電子地域通貨。マイナンバーカードがICカード代わりとなる。地域の加盟店での使用のほか、地域特産品のオンラインショップで1ポイント=1円で買い物できる 【西部 忠氏】 専修大学教授・北海道大学名誉教授。早くから地域通貨の研究を続け、多くの地域通貨の立ち上げにかかわる。著書に『地域通貨を活用したコミュニティ・ドックによる地域社会の活性化』(全国勤労者福祉・共済振興協会)など ― 意外とイケる地域内通貨 ―
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